外見を変えるときにまず取りかかるのが髪型や衣服です。3世紀ほど前に貝原益軒が「衣服ハ身ノ表ナリ。人ニマジハルニ、先ズカタチヲ見ル。次ニ言ヲキキ、次ニ行ヒヲ見ル」と看破したように、ある人物がどんな人となりなのかを瞬間的に峻別する際に、衣服などの「装」いは、一番はじめの大きな判断材料となります。身だしなみ、着こなしの定石を身につけることは、相手や場に対するマナーであるばかりでなく、装いを戦略的に活用することで、伝えたいメッセージを視覚的に強く印象づけることが可能になります。